Procera(プロセラ)とは、天然歯とインプラントのためのCAD/CAMによる審美補綴システムです。
オールセラミックス・レストレーションとアバットメントを製作する歯科用ITシステムです。
オールセラミックス・クラウンとラミネートベニア製作のために、純度99.5%の高密度焼結酸化アルミニウムのコーピングを工業生産しご提供します。
通法により支台歯形成、印象採得を行い石膏ダイを製作します。これをプロセラスキャナーに固定してスキャニングし、その形態を電子データとして捉えます。
これをインターネットによるスウェーデン・ストックホルムの製作所へ転送します。
コーピングは平均0.4から0.6mmの厚さを持ち、修正するときはダイヤモンドポイントを用い注水下で削ります。
このコーピングに築盛用ポーセレンを盛り、焼成します。

■強度
アルミナ含有量が高いために優れた機械的強度が得られ、曲げ強度は687MPaで、他のオールセラミックスシステムと比較しても優れた強度が示されています。
臨床実験により口腔内の全ての部位で5年以上の耐久性が認められています。
■適合精度
プロセラコーピングの適合制度は70μm以内で,臨床的に許容できる適合精度として広く認識されている100μm(McLean,vonFraunhofer)をクリアしています。
酸化アルミニウムの焼成温度が築盛用ポーセレンの910℃より高いため、ポーセレン焼成中もコーピングのマージンは鮮明に維持されます。
■透明感
プロセラコーピングの持つ半透明な光特性により、天然歯に近い自然感を表現します。
■耐磨耗性
プロセラコーピングを用いたオールセラミックス・クラウンは、エナメル質よりもわずかに磨耗することが分かっています。
そのための補綴物が対合歯を磨耗することはありません。これは金属焼付ポーセレンが対合歯を著しく磨耗するのと大きく異なります。
もし築盛用ポーセレンが焼失してプロセラコーピングが露出した場合、その部位をよく研磨すればエナメル質を磨耗する心配はありません。
■接着
プロセラコーピングの内面はエッチング処理後のポーセレン表面によく似た荒さを備えています。そのため、特別な処理をしなくてもレジンセメントとよく接着します。

プロセラシステムはインプラント補綴のためのチタン製アバットメントを提供します。
テンポラリー・アバットメントを作業模型のインプラントレプリカに連結し、不要な箇所を切り落とした後、ワックスを盛り上げ希望するアバットメントの形状を付与します。
これをスキャニングして、そのデータをスウェーデン・カールスコーガの製作所へ転送します。
このデータを基に純チタンのインゴットを削り出し、アバットメントが製作されます。
もしご希望であれば、レギュラーサイズ(RP)の酸化アルミニウム製アバットメントを製作することもできます。
また、アバットメントをスキャニングしてオールセラミック用のプロセラコーピングを製作することもできます。
このように製作されたオールセラミックス・クラウンはアバットメントに仮着セメントで装着されます。



ラボのパーソナルコンピュータで制御する専用のスキャナーで、Procera PiccoloとProcera Forteの2機種が用意されています。
■Procera Piccolo
単冠用コーピング、ラミネート用コーピング、アバットメントのスキャニングを行います。無駄を省いたシンプルなスキャナーで簡単に操作できます。
小型で軽量な省スペースタイプで廉価なための初期投資の負担を軽減できます。
■Procera Forte
単冠用コーピング、ラミネート用コーピング、アバットメントのスキャニングを行います。スキャニングの可動性が優れたワックスアップのスキャニングを容易に実行できます。
スキャニング中に、支台の形態の異常を感知した場合、自動的にスキャニングスピードの調整や再計測を行います。
石膏ダイまたはワクシングしたアバットメントとをスキャナーのステージに垂直方向に固定します。
人口ルビー球の付いたプローブを約20gの圧で接触させながら5万ポイントのデータを計測し、これをもとにダイやアバットメントの画像を合成します。
これを3D画像として取り出し、マージンの設定および注文製品の選択を行います。このデータを転送してコーピングやアバットメントを工業生産します。

