ここでは、医院内の出来事やセミナー体験記等を更新して参ります。
SMILE PLANやまもと歯科クリニック院長の山本です。
ニューヨーク大学研修1日目。集合時間は朝8時。欧米人は朝が早いです!
本日の講師はDr.Paul Petrungaro先生。内容は抜歯即時埋入について。
歯を抜いてすぐに、抜いた歯を利用したカスタムのプロビジョナル(仮歯)を装着することで軟組織(歯ぐき)の形、ボリュームを維持しましょうという方法でした。
天然歯を利用した仮歯の作成
いかにもアメリカ人っぽいフランクな講義スタイルとは裏腹に、治療の方はアメリカ人っぽくない丁寧で美しい治療をされておりました。
夜ご飯は急にジャンクな食べ物が欲しくなってホテルをでると、通りの屋台にすごい行列ができていたのでつられて並んでみると、お望みのジャンクフードに出会いました。
わずか6ドル。黒人のおじさんが素手で盛り付けて、最後にギュッ、ギュッ!と平らにしてくれるのがミソです(;^_^A
実はこれが今回の滞在中一番美味しかった。
皆さんこんにちは。院長の山本です。
昨年のことになりますが、12月に1年かけて通った
SJCDレギュラーコースが修了しました。
コース参加のため、例会出席のため、スキルアップのための見学の
ため、昨年は20回以上東京に通いました。
患者様にもスタッフのみんなにも大変ご迷惑をおかけしました。
私にとって昨年最大のイベントでもあったこのコースではたくさん
の出会いがありました。
同級生の多くの先生方や、講師の先生方、また支部をまたいで京都、大阪
SJCDの先生とも交流が持てました。
コースを通じて臨床のスキルや技術もたくさん身につきましたし、
プレゼンテーションの仕方や、治療のプランニングなども身につけ
ることができ、本当に充実したコースでした。
何より参加して良かったのは、目標とすべき先生が見つかったことです。
自分がこれからどこに向かって進んでゆけば良いのかそれがはっき
りと決まったことだけでも参加した価値が大いにありました。
患者様、スタッフたち、講師の先生方のおかげで昨年は本当に充実
した年を過ごすことができました。
今年はそれをSMILE PLANやまもと歯科クリニックで大いに発
揮したいと思います!
またまた東京に行ってきました。11月で3回目です。
いつものように金曜日は大河先生のオフィスに見学に行かせて頂い
て、土日はSJCDレギュラーコースに参加です。
代官山アドレスもすっかりクリスマスバージョンになっていました。すっかり冬ですねー。
今回のコースに関してはインプラント治療に関する3回目で、インプラント、審美修復治療で有名な日高豊彦先生の講義がありました。
日高先生のエビデンスに基づいた、明確なクライテリアに則った臨床はとてもわかりやすくて、若手歯科医師にはとても良い勉強になります。
日常臨床での疑問点などにも相談にのって頂いて、とても為になりました。ありがとうございました。
講義の後で日高先生より歯周再生療法とリプレイスインプラントのサティフィケートの授与がありました。
これでコースのインプラントのパートも終了です。
SJCDレギュラーコースも残すところあと2回。今月で終了です。
と言っても私の東京通いは来年もまだまだ続くことでしょう・・・・。
先日、いつもお世話になっている代官山の大河先生と、私が以前か
ら秘かに憧れ続けている、精密歯科治療の祖ともいうべき内藤正裕
先生のお二人による審美歯科のセミナーに参加してきました。
講演会のタイトルが「スーパーエステティックダブルセミナー」。
何とも仰々しい名前ですが、このお二人なら十分にありうるタイト
ルともいえます。
講演の内容はもちろん審美歯科修復に関するもので、今回はどちら
かと言うと大河先生がメインスピーカーをつとめて内藤先生がその
前後を締めるといった具合になっていました。
それもそのはず、大河先生の講演内容がとてもすばらしくて、講演
終了後も拍手喝采が止みませんでした。さすが我が師匠。
審美歯科治療と言っても、ただ削ってきれいなセラミックを入れる
というものではありません。天然歯の美しさに勝る人工歯はこの世
に存在しませんので、いかに削ったり抜いたりすることを最小に抑
えて、尚かつ最高の美しさを引き出すのか。これが審美歯科治療の
あるべき姿です。
そのために必要となるのは治療におけるStrategy(戦略)と
Planning(計画)。そして大河先生曰く、「気合いだよ、気合
い。」勉強になります。
セミナー終了後憧れの両先生と一緒に写真を撮ってもらいました。
いつかは自分も先生たちに追いつけるように・・・。気合いを入れ
ていきます!
きました。
中国に行くのは、7月に行った天津に続いて2回目です。関空から
約2時間半のフライトで到着。近くて遠い隣国です。
今回泊まったホテルはロイヤルクラウンホテル。たぶん青島では一
番良いホテルではないかと思いますが、設備、サービスとも非常に
良かったです。ここはオススメです。
青島の街は中国の中でも比較的新しく、ここ15年で急激に発展し
たそうですが、基本的には観光をメインとした海沿いのリゾート地です。
元々はドイツが統治していたこともあって、ビールの生産が盛んに
行われ、有名な青島ビールが生まれたそうです。
さてさて、今回の研修は安全なインプラント治療のための解剖知識
についてです。東京歯科大学の阿部准教授を招いて、初日は朝から
晩までみっちり講義を受けて、2日目は解剖実習でした。
阿部先生は非常にお話が上手な先生で、解剖知識一つ一つが、なぜ
こうなっているのか、何のためにこうなっているのかをうまく例え
ながらわかりやすく説明して頂きました。
学生時代にも一通り解剖の勉強はしていますが、今回の研修は本当
におもしろくて、わかりやすくてすごく勉強になりました。青島ま
で来た甲斐がありました。
安全で確実なインプラント治療をお届けするために、また一つ良い
知識を身につけることができました。
帰りは夕方のフライトでした。
翼越しの夕日がとてもきれいです。最高の歯科治療をお届けするた
めに、これからも頑張っていこうと想いを新たに帰路につきました。
そしてなぜか帰国したとたんに胃痛が・・・。
先日私が所属する東京SJCDというスタディーグループのステップアップミーティングが六本木で行われ、来年の発表に向けて下見をかねて参加してきました。
さすがは国内最大のスタディーグループだけあって、平日の昼間に行われているにもかかわらず、会場はあふれんばかりの人でした。また、プレゼンテーションのレベルも高く、ハイレベルな症例発表ばかりでしたが、参加者も厳しい質問をぶつけていました。
一年後自分があの場に立つことを思うと、身が引き締まります。
頑張らなくちゃ。
ミーティングの後はいつもお世話になっている審美歯科の名医大河先生とご一緒させて頂いて、どっぷり歯の話で盛り上がりました。
今コースで同級生の若松先生と、コースで2年先輩の浦先生と、お互いの未来についてもアツく語り合いました。
いつも東京の夜は長いです・・・。
翌日は大河先生のオフィスに見学にお邪魔させて頂きました。
著名人、芸能人も数多く来院される都会的な美しいデザインのオフィスでした。
いつかは自分もこれくらいの環境で治療をできるように、技術・知識・人格などあらゆる面を磨いていかなければ、と気合いを入れ直し帰阪いたしました。
東京に行っている間、患者様、スタッフにはいつものことながらご迷惑をおかけいたしました。自己研鑽を重ね、より高いレベルの治療を提供させて頂くことで、お返しできればといつも思っています。
これからもよろしくお願いいたします。。。
先月の26日(土)?28日(月)の間、またまた私一人お休みを頂きまして中国・天津へと行ってきました。
今回は、NY大学とISOというスタディーグループでお世話になっている福岡先生が天津で開業をされましたので、その記念パーティーへ出席するのと、NY大で教えて頂いているDr.Choが 開発された新しいインプラントのセミナーに出席する為です。
中国へ行くのは今回が初めてで、しかも北京オリンピック開催2週間前という厳重警備の中でしたので、色々と大変そうだと心配していましたが、入国審査も思ったほど大変ではなく、天津の街も特に警戒態勢という事も無く、極めて日常的な落ち着き具合でした。
と言っても、中国の人たちの日常はとても落ち着いているとは言い難く、片側3車線の大きな通りを走る車は、ウィンカーを出す車は一台も無く、車線変更も右折、左折も強気にやったもの勝ち。おまけに通りを横断する人々は信号が赤でも青でも関係なく、車がビュ
ンビュン行き交う中を皆平然と渡っていました。
何と言うか、ものすごくタフな感じでした・・・。
福岡先生の開業記念パーティーは140?150名ほどが参加したとても盛大なものでした。中国、日本より政府の要人が出席され、アメリカ、ドイツ、韓国からも多くの方が来場されており、福岡先生の日頃の国際的な活躍ぶりが窺えるパーティーでした。
お招き下さいました福岡先生、奥様をはじめ、スタッフの方々本当にありがとうございました。
2日目は朝9時からCho先生のレクチャーでした。
新しいインプラントのコンセプトから最新の骨増生、サイナスリフトのテクニックからマテリアルに及ぶ、多岐にわたる内容でした。
今回は英語オンリーのレクチャーだったので、一語一句を聞き漏らさぬよう集中し続けなくてはならなかったので、終わる頃にはぐったりでした。
ハードな勉強の後にはDr.Choを囲んでの楽しい懇親会を開いて頂き、韓国の方々ともずいぶんと仲良くなりました。
日本を離れ、国際レベルで歯科医療を考える事は、とても大変ではありますが、本当に毎回多くの事を学びます。
絶え間なく学び続ける事は、歯科医師としての使命であり、すべては来院して頂いている患者様のためになる事と思い今後も頑張っていこうと思いつつ帰国の途につきました。
とは言うものの、いやー、疲れました!
11日から14日の間お休みを頂きましてインプラント研修のため台湾に行ってきました。
台湾は昨年にICOI(国際インプラント学会)の認定医を取得しにいって以来2回目の訪問です。場所は前回と同じ台北医科大学でした。
今回のレクチャーの講師は、ニューヨーク大学歯周病科とインプラント科の教授をされているターナー先生、今日のインプラント治療の発展の礎とも言える世界的な権威の先生です。
2日間朝から夕方まで非常に濃密な講義内容でしたが、先生の言葉の中で特に印象に残ったのは以下の言葉でした。
「Think Biologically!」
生物学的に考えなさい。インプラントに限りませんが、治療を成功へと導く細かな計画には常に生物学的な裏付けが必要とされます。
近年よくEBM(Evidence Based Medicine:科学的根拠に基づいた医療)ということが言われますが、ターナー先生のお言葉はまさにこの事を言われているのだと思います。
「Keep it simple stupid!』
まぬけなほどシンプルな治療方法をし続ける事。我々はついつい物事を複雑に考えてしまいがちですが、常にシンプルで良い結果の得られる方法を身につけることができれば、それが最も成功率が高く、リスクの少ない最良の方法と言えます。
さすがにターナー先生の言葉には重みがあります。
深く深く胸に刻み込み、今後に治療に役立てたいと思います。
今回の研修旅行では少しだけですが、観光をする事もできました。
有名な小龍包のお店や、足裏マッサージ、夜市などを楽しみました。
一番おもしろかったのは、足裏マッサージで、数カ所押されて痛かったところがあり、
「イタタタタ、どこが悪いのですか?」と聞くと、マッサージ師の方がボソッと一言、「・・・アタマ・・・。」ちょっと暗い気持ちになりました・・・。
何はともあれ、台湾はとても良い国でした。
再来週は新しく開発されたインプラントのレクチャーを受けに中国・天津に行ってきます。
リニューアルが終わって、わずか1週間後の5/18?5/25の間、クリニックをスタッフの皆にお任せして、NYに行ってきました。
インプラントの先進国アメリカのニューヨーク大学に籍を置き、これから2年間世界最新のインプラント治療を勉強するためです。
昨年のポルトガルもそうでしたが、日本の歯科界を抜け出して、世界水準を直に体感するというのは本当に良い勉強と良い刺激になります。
来月には 2nd week が台湾であります。
患者様、スタッフ達にはご迷惑をおかけしますが、世界基準の歯科治療を修得するためにも、むこうで頑張ってきたいと思います。
すっかり春らしい気候になってきました。
セミナーに行くときもコートなしで出かけられるので、足取り軽く、気分も爽快です。
16日の日曜日、衛生士リーダーの岩井と一緒にGCのマイクロスコープのセミナーに行ってきました。
今回の講師はSJCDのマイクロスコープでもお世話になっている東京の岡口守先生です。
この日も朝9:30から17:30までみっちりマイクロスコープを楽しんできました。SJCDでは各2日ずつかけて教わる充填・形成・エンド(根の治療)をこの日1日で全て行う超ハードな内容でした。
セミナーに行くときもコートなしで出かけられるので、足取り軽く、気分も爽快です。
16日の日曜日、衛生士リーダーの岩井と一緒にGCのマイクロスコープのセミナーに行ってきました。
今回の講師はSJCDのマイクロスコープでもお世話になっている東京の岡口守先生です。
この日も朝9:30から17:30までみっちりマイクロスコープを楽しんできました。SJCDでは各2日ずつかけて教わる充填・形成・エンド(根の治療)をこの日1日で全て行う超ハードな内容でした。
今日はスタッフ11名で、明石市にあるアップル歯科クリニック様の見学に行ってきました。
アップル歯科クリニックさんは2年ほど前に移転開業して以来、ものすごい勢いで急成長を続け、あっという間に関西でも有数の医院にまで登り詰めた今話題の医院さんです。
医院を引っ張る院長の吉見先生は、34歳という若さながら、強い求心力と優れたマネージメント能力をお持ちで、大勢のスタッフを一人で牽引し続けるスーパードクターです。吉見先生も非常に勉強熱心な先生で、これまでに何度もセミナー等でご一緒させていただいている私のセミナー友達でもあります。
アップル歯科さんを見学させていただくといつも本当に勉強になることが多いのですが、仕事の効率の良さ、高いカウンセリング精度など、今回も沢山勉強させていただきました。
アップル歯科様には本当にご迷惑だったことと思われますが、今回多くの人数でお邪魔させて頂いて、スタッフ一人一人多くの刺激を受けて帰ってきたと思います。
ミーティングでそれらをもう一度振り返り、SMILE PLAN やまもと歯科クリニックに、学んだことをうまく生かしていきたいと思います。
アップル歯科さん、吉見先生、本当にありがとうございました。
感謝、感謝です!
19日、20日と京セラドームにて近畿デンタルショーが開催されました。
デンタルショーというと大抵土日で行われるので、これまでは私一人で、新しい良い材料や商品はないかと歩き回って、スタッフと一緒に楽しそうに参加している他の医院の方々をうらやみながら帰ってくるというのが常でした。
しかし、今回は違います!
12名のスタッフと4人の子供たちを引き連れて、堂々の参加です!
優秀・有能なスタッフたちを連れてデンタルショーに参加する、私の小さな夢がついに実現しました。
開業時は総勢7名でスタートを切ったやまもと歯科クリニックですが、今では18名のスタッフを抱える大所帯になりました。
モチベーション、アビリティーの高い本当に良いチームができました。
うーん、感無量です。
とは言うものの、今回は目立った収穫もなく、現地解散でボチボチ帰ってきました。
今後はなかなか今回みたいなことはないだろうなー。
次回もまたみんなで行けると良いですね。
先月末からセミナーラッシュが続いています。
2週連続でGCのセミナーに参加した後、今度は2週連続で恒例の東京詣りです。
まず3/22、23とSJCDレギュラーコースの3回目に行ってきました。このコースは1月から始まった、1年がかりのロングコースです。内容は診査、診断から治療計画、歯周治療、咬合、補綴、インプラントと全ての内容を網羅していて、多岐にわたる歯科治療の分野をいかに組み合わせて、総合的な診断と治療を行っていくかというものです。
先月は咬み合わせについて勉強してきました。
咬合に関しては以前に本田正明先生の咬合コースで学んでいたので、内容としては目新しくはありませんでしたが、咬合は本当に奥が深い分野なので、今回も様々な気づきを頂きました。
まさに「Dentistry is Occlusion」でした。
翌週の3/29、30はまたしても岡口守雄先生のマイクロスコープ、エンドアドバンスコースに行ってきました。
マイクロスコープを使って根の治療をするためのコースです。
丸2日間、朝から夕方まで、マイクロを覗きっぱなしで、いささか疲れましたが、いやーマイクロスコープは楽しいっ!
肉眼での根の治療では絶対気づかないような、根の中の小さな小さな神経の残りや根の病気の原因となっている汚染物質などを確実に除去することができるのはやっぱりマイクロスコープならではです。
この精度で治療を行って治らない歯はないと実感しました。
金曜日の診療後、最終の新幹線で東京に向かい、土・日とセミナーに参加して、日曜の夜に帰阪する東京詣りはなかなかのタフスケジュールですが、新しい事を学ぶ楽しさには代え難く、また今月も夜の電車に飛び乗る私なのでした。
すっかり春らしい気候になってきました。
セミナーに行く時もコートなしで出かけられるので、足取り軽く、気分も爽快です。
16日の日曜日、衛生士リーダーの岩井と一緒にGCのマイクロスコープのセミナーに行ってきました。
今回の講師はSJCDのマイクロスコープでもお世話になっている東京の岡口守雄先生です。
この日も朝9:30?17:30までみっちりマイクロスコープを楽しんできました。SJCDでは各2日ずつかけて教わる充填・形成・エンド(根の治療)をこの日1日で全て行う超ハードな内容でした。
さらに本来は予定されていなかった患者さん(受講されていた先生)を使っての岡口先生のコンポジット充填のデモンストレーションもありました。
岡口先生の臨床を生で見せて頂けるとはすごいラッキーでした。大変勉強になりました。
なんとこのデモのアシストを岩井がさせて頂きました。彼女にとってもとても良い勉強になったことと思います。
セミナー終了後、岡口先生とお話しする時間を頂き、マイクロ導入について相談させて頂いた結果、ついに当院もマイクロスコープの導入を決めました。
来月からのリニューアルに合わせて導入する予定です。
マイクロスコープを導入して、より精密で高いレベルの歯科医療を患者様に提供していくことがとても楽しみです。
12日の水曜日は同じ茨木市でご開業されているくにお歯科の石田先生と2人で、マイクロスコープのレクチャーを受けました。マイクロ使用歴10年以上という平田哲也先生をお招きして、man to menでみっちりマイクロスコープについてご教授頂きました。
さすが長年細やかな診療をされてきた先生はこだわりが違います。
診療に使用する器具一つ一つにも強い信念をお持ちで、また愛着のある道具をとても大切に使用されておられます。
今回声をかけて下さったくにお先生ありがとうございました。
今度一緒にガーゼの縫合練習しまくりましょうね。
先週の日曜日、4月から当院で働いてくれる有田先生と一緒にGCインプラントセミナーに行ってきました。
今回の講師の先生は、審美インプラントで有名な小川洋一先生です。
小川先生のレクチャーはとてもユニークで、所々に「あしたのジョー」のMovieが登場します。
「えじりこむように(インプラントを?)打つべし!打つべし!」このシーンは大ウケでした。
ただ最後に先生が言われた「我々は歯科医師として『技』だけではなく『義』を磨かなければなりません。」というお言葉は胸にズーンと響きました。
勉強になりました。ありがとうございました。
来週はマイクロです。
本当に寒い日が続きます。
めったに風邪を引かない私ですが、先週はついにウィルスに負けて1週間ほど声が出にくい日々が続きました。
体調はそんな感じでしたが、今月からついに念願のマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)のコースが始まりました。昨年、一昨年は日程が合わず断念したセミナーだったので、とても楽しみにしてました。
顕微鏡を使った歯科治療では通常4?8倍、最大で24?30倍の視野で治療を行うので驚くほど細部まで良く見えますし、それにあわせて非常に細かい手の動きが要求されるので、トレーニングが必要です。
今回のセミナーでうは縫合、形成、充填の実習がありました。
普段の診療では4?0、5?0、6?0という太さの縫合糸を使用していますが、この日の実習では8?0、9?0、10?0といった髪の毛よりも細い糸を使って縫合の実習をしました。
床に落としてしまうともう見つからないくらいです。
形成の実習も8倍、16倍という拡大視野で行いました。
日頃の診療が冗談のようです。見えすぎて困るくらい細部まで良く見えます。
マイクロスコープを使って形成した模型は理想的な形態に仕上がりました。
拡大視野ってすばらしいです。
肉眼では気づきようのない微細な部分までを確認しながら治療をする、ディープでオタクな世界でした。
今月もまたディープに浸りに東京へと足を運ぶオタクな私です。
本日はノーベルバイオケアー社のエステティックフォーラムに行ってきました。
場所はグランキューブ大阪。大阪でノーベルの大きな大会が開かれるのは今回が初めてです。
セミナー友達の奥田先生と一緒に11時半頃開場入り。
メインプログラムの行われる3Fにはたくさんの人だかりです。
思わずきょろきょろと知り合いを捜してしまいます。
不思議なものでセミナーで出会った先生とは、何回もこういう場所で顔をあわすのに、同級生とはこれまで一度も再会したことがありません。みんなどうしているのかな?
積極的に学び続けるドクターは全体の1割から2割と言われていますが、本当にその通りなのかもしれません。
12時30分。さて今回の目玉、衛星を使って世界各国からのライブオペの始まりです。
最初は10日から私がインプラントの研修でお世話になるDr.マロのライブオペです。
いきなりの真打ち登場。おそらくこのオペを見るためだけに参加されている先生もたくさんいただろうと思います。
ケースとしては上下1本も歯がない患者さんに、例のAll on 4によるオペレーションで1時間で上下に完全に歯が入り、オペ直後からリンゴが噛めるようになるというケースです。
さすがにマロ先生の診断からオペに至る、全体の計画は素晴らしいものでした。
CT画像を用いたコンピュータガイドシステムによる、正確でストレスのないミニマムなオペレーションでゆっくり説明をしながらしていたにも関わらず、本当に1時間で何でも噛めるようになりました。
理想的なインプラントの未来が見えてきた感じがしました。
やはりマロ先生のライブオペ後は観客も激減。
私と奥田先生は短いショートインプラントのライブオペも見学して、お世話になっている先生方へ挨拶にまわって帰路につきました。
リスボンでの研修がますます楽しみになるとても楽しい一日でした。
・・・が、家に帰ると待ち構えている二人のかわいい悪ガキちゃんたちの相手が大変縲怐。ゆっくりさせてくれ縲怐!
やまもと歯科クリニック院長の山本です。
またまたすっかりサボってしまいました。季節ははや秋です。
しかし、この秋を待っていました。
今月10日から16日までの間ポルトガルに研修に行ってきます。
今年で一番楽しみにしていたセミナーです。
All on 4という最新のインプラント技術で世界的に有名な、Dr.マロのオフィスにて直接指導を受けてきます。
この技術を導入すると、歯が1本もない患者様が、1時間程度で12本の歯を手に入れることができ、その日から噛めるようになる非常に画期的なインプラントの手法です。
この期間中、患者様、スタッフには多大なるご迷惑をおかけいたしますが、しっかり学んできたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今日はノーベルバイオケア社のインプラントのメンタープログラムに行ってきました。
ちなみに「メンター」とは「恩師、助言者」の意味です。
このプログラムはセミナーを通じて、講師の先生から以後も様々な助言をしてもらって下さいという趣旨がある?とのこと。
今回のセミナーではインプラントの基礎から臨床まで、私は特にブローネマルクシステム全般について学ぶことが目的です。
セミナーの内容自体はBasicな内容が多いのですが、少人数でアットホームな雰囲気で行われているので、講師の先生に直接いろいろなことが聞けました。
今回のコースで面白いのは、メンターになってくれる講師の先生が、なんと私の学生時代のライター(指導教官)の先生なのです。ある意味本当にメンターなのでした。
8、9年ぶりにお会いしましたが、私のことを覚えていて下さって、ちょっと感激しました。
当時は学生と先生という形でしたが、今は同じ歯科医師として臨床の悩みを相談できるようになっている自分に成長を感じる反面、学生時代のイケてない自分の臨床を知られている恥ずかしさもあり、ちょっぴり複雑な気持ちもしました。
いずれにしても、ちょっぴり初心に帰れる機会もなかなか良いものですね。
気持ちもリフレッシュして、今週も頑張っていきたいと思います!
先週の土曜日はセミナー参加のため、昼から不在とさせて頂きまして、ご迷惑をおかけしました。
スタッフの皆さんもご苦労様でした。
その土曜日と日曜日、「コンピュータガイドシステム」の著者木村洋子先生のノーベルガイドのセミナーに参加してきました。
ノーベルガイドとは、、、
CTデータをノーベルガイドというソフトを使って、パソコン上で3D化しその3D画像上で、精密なバーチャルプランニングを行います。出来上がった治療計画データをノーベルバイオケア本社に送信します。
その後、そのデータを元に光造形で機械により作成された、インプラントオペ用のサージカルテンプレートが送られてきます。
あとはそのテンプレート通りにオペを進めると、コンピュータ上で作成した治療計画と全く同じ位置にインプラントが埋入されるというシステムです。
はっきり言ってこれはスゴいです。こんなインプラントを待っていました。
これにより、歯ぐきをめくって骨の形を見る必要性が低減したため、オペ後に痛くなく、腫れない、しかもオペ時間は劇的に短縮され、しかもオペ直後に歯が入る!
スゴいです!素晴らしいです。
患者さんにとっても、術者にとっても安全、安心、確実の最先端のインプラント治療です。
実は、このソフトをもう購入しています。
あとはこまごまとしたものをそろえれば、いつでもスタートできる状態にあります。
これまでもインプラントの素晴らしさは実感していましたが、これぞ本当に患者さんの望むインプラントの形だと思います。
トレーニングコースを終え次第、早速始めていきたいと思います。
さて、今回のセミナーではもう一つ、大きな収穫がありました。
先日見学に行かせて頂いた、アップル歯科クリニックの吉見先生との出会いです。
新しいインプラント技術に吉見先生も興味を持たれていたので、今回のセミナーに一緒に参加しましょうとお誘いしていたのです。
セミナー終了後、一緒にスカイビルの空中庭園に上り、地上40階の360度の景色を前に夢を語り合ってきました。
同年代ですが、高いモチベーションで自分の夢をどんどん実現していく吉見先生は、本当に良い刺激を与えてくれます。お話ししているだけでアドレナリンがみなぎるのを感じます。
今後も刺激し合う友人として親交を深めていけることと思います。
まずは今年の10月に、一緒にポルトガルのDr.マロのところに、さらにアドバンスなインプラント技術を学びにいくことにしました。
歯科医療がもっと楽しくなってきた今日この頃です。
また長いこと更新をサボってしまいました。
反省、反省。
先日、「歯科界の牛角」の異名を持つ、同じ茨木市にある西尾歯科さんに見学に行ってきました。
院長の西尾先生は、私が今年参加している、歯科医院地域一番実践会のセミナーで講師をされている有名な先生です。
西尾歯科さんのスゴいところはたくさんありますが、まず診療前の朝礼からスゴい雰囲気です。
「職場の教養」の朗読に始まり、発声練習、そのあと日本一宣言があります。
「おはようございます!今日も○○日本一でよろしくお願いします!」と、順番に大声で宣言していきます。
私も一緒に宣言させてもらってきました。朝から大きな声を出すと、なんか気持ちが高まって、気合いが入りますね。
そして診療が始まるのですが、院内は常に活気であふれています。
スタッフの方が「○○します!」と大きな声で言うと、他の全員のスタッフが「ハイ!よろしくお願いします!」と答えます。治療が終わると、「お疲れ様でございました!」と全員が挨拶されます。
来院される患者様の数も多いので、常に人が出入りして、大きな声で挨拶が飛び交い、スゴい活気に満ちあふれた診療風景でした。
これが「歯科界の牛角」と言われる所以なのでしょう。素晴らしいです。
それ以外にもスタッフのマナー研修、様々なソフト面、スタッフのメンタル面等でもちょっと他の医院では真似できないほどすべてにおいてレベルの高い歯科医院でした。
本当にたくさん学ばせて頂きました。
西尾先生ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
やまもと歯科クリニックももっともっと成長して、西尾歯科さんのように患者様に愛される医院になりたいと思います。
ブログは時々しか更新しないけど、素敵なクリニックになれるように毎日頑張っていくぞ!オウ!
随分とご無沙汰しております。そろそろ梅雨入りでしょうか?
何かと忙しい日々ですが、たまには更新しないといけませんね。
ということで、先日明石にあるアップル歯科クリニックさんに見学に行ってきました。
ここは最近予防、矯正、インプラントを中心に急成長を遂げているちょっと有名な医院
なのです。
以前たまたまホームページを見つけて、あまりにも素敵な内装が気に入って、個人的に
もちょくちょくチェックを入れていた医院さんです。
今年参加している経営塾でパートナーになった、西宮名塩のとおる歯科の奥田先生と
アップル歯科の院長の吉見先生が大学の同級生だったということもあり、見学させて頂
く運びとなりました。
実際に見学に行ってみて、内装の素晴らしさは思っていた通りでしたが、ハード面に限
らず、診療システムやスタッフのモチベーションなどのソフト面もしっかりしていて、
とても参考になりました。
当院でも早速待ち合いでのドリンクサービスや、インカムを使った連絡などを取り入れ
させて頂こうかと思います。
吉見先生をはじめ、暖かく迎えて下さいましたスタッフの皆様、本当にありがとうござ
いました。とても良い刺激をいただきました。
今週末は同じ茨木市の西尾歯科さまにお邪魔する予定です。
やまもと歯科クリニックがもっともっと良い医院になれるように、多くのことを吸収し
てきたいと思います。
ぽつぽつと雨が降り続くうっとおしい天気ですね。
桜が終わるともう梅雨がやってきたような感じです。
さてさて、今日は第4回日本顕微鏡歯科学会学術大会に参加してきました。
以前ブログにも書きましたが、マイクロスコープを使用した治療は以前からスゴく興味のある分野です。
たまたま今年の学会は、南昌宏先生が大会長を務められ、大阪での開催です。
近くであると楽ですねー。阪急で梅田まで、あっという間に到着です。
今回の目玉は Dr. Dennis Shanelec(MTI主宰 カリフォルニア州開業)の「インプラント治療のリスクマネージメントとトラブルシューティングへのマイクロの応用」と Dr. Assad Mora(AMED会長 カリフォルニア州開業)の「古い概念を捨て去り、新しい診療体制を築こう:マイクロスコープによる拡大から」という2つの特別講演でした。
両先生ともマイクロスコープにおける世界的権威であり、圧巻の症例でしたが、Dr.Moraの講演は大変ユニークでした。
会場に入る際、係の方から、よく3Dシアターとかでかけるサングラスみたいなものを渡され、何に使うのかなー、と気になっていたのですが、びっくりしたことにDr.Moraはここ10年くらいずっとこれをかけて診療をしているとのこと!講演では参加者全員がDr.Moraが日頃見ているのと同じ3D映像を実際に見せてもらうことができました。
マイクロスコープはいわゆる顕微鏡ですから、学生時代の化学の時間にしたように、双眼の顕微鏡を覗きながら歯の治療をするというもの。そうすると、歯の治療をするとなるとあっちから見たり、こっちから見たりしなければなりません。そのため術者は体をこっちに曲げて、首をこっちに曲げてと、無理な体勢を強いられます。これがスゴく疲れるんです。
そこで、Dr.Moraの考案したのが「Moraインターフェイス」、顕微鏡の視点を変更しても接眼部の位置はそのまま。これで術者は一定の姿勢で治療をすることができます。
ここまでは予備知識として持ってはいましたが、現在ではなんと顕微鏡はやはり使用するのですが、顕微鏡を覗き込むことはなくなっているということでした!
Dr.Moraは患者さんのお口の中を顕微鏡で大きなスクリーンに映し出し、3Dグラスをかけて、その映像を立体的に見ながら、要は患者さんのお口の中を直視することなく、スクリーンを見ながら治療をしているとのこと。
小さな歯を肉眼で見るのに比べて、数百倍の大きさで見ながら治療をしているのです。
これはスゴい。肉眼では得られていない情報が実際にはたくさんあることでしょう。
そういうグレーゾーンをクリアにしたいという気持ちがずっとあります。
欲しーなー、マイクロスコープ!!
アララッという間に2月も終わりですね。
今年は暖冬で、ゲレンデには雪がないとプロボーダーの友人は嘆き、早くも桜を見たと英会話の先生は興奮していましたが、もうすぐ春がやってきますね。
今年も街の至る所で桜を見れることが楽しみです。
先週の土曜日スタッフの山村さんと一緒に、現在岡山で大ブレイク中のなかの歯科クリニックの中野浩輔先生のセミナーに参加していました。
診療が終わってから夜7時30分からの講習で、ややお疲れモードで会場に向かいました。
それにしてもその日の寒かったこと!今年は暖冬じゃなかったの?とボヤキながら到着。
今回のセミナー参加の目的の一つは、中野浩輔先生とはいったいどんな人物なのか?ということでした。
感想としては、医院の看板として、セルフイメージ、セルフブランディングにとても気を使われているな、ということと、非常に卓越したマーケティング、そしてマネージメント力をお持ちだということでした。
あやかりたや、あやかりたや・・・。
3年間で医院をガラリと変えた実行力。先生自身もご自分の考え方や言動などを変えるよう大変な努力をされたことと思います。
人のためにより良い自分に変われるよう努めることが、今後の私の課題であると感じました。
それにしてもあの爽やかな笑顔と白く輝く白い歯!
あれだけは真似できそうにありませーん!
今日は再生歯科フォーラム西日本支部例会に行ってきました。
今回の講師の先生方はそうそうたる面々です。
新大阪の伊藤雄策先生をはじめ、行田克則先生、武田孝之先生、そして日本の再生医療の第一人者上田実教授という国内トップクラスの素晴らしい先生ばかりでした。
今回の講演のテーマは「トラブル症例に学ぶインプラント治療の本質」。
各先生がご自身のトラブル症例を持ち寄り、症例を通して学んだことやその解決法などをご披露くださいました。
中でも圧巻は行田先生の前歯部における審美的なインプラント修復への取り組みでした。
先生の臨床における果敢で前向きな姿勢には感銘を受けました。
患者さんも大変だったろうとは思いますが、一つの症例に対し、多方面から様々なアプローチをしてそれを克服して、また一つ完成度を高めていく。
さすがに完成度が高く、本当に見習いたい臨床でした。
さて、細胞培養を用いた本当の再生歯科に関してですが、現在のところまだ臨床試験の段階のようです。
基本的には歯周疾患における骨再生をベースに進められているようですが、これが成功して一般臨床に導入されれば、もちろんインプラント修復における骨造成にも用いられるものと思われます。
そうなれば、自己の幹細胞から培養された安全で確実な移植剤により手軽に骨造成ができ、そして長期的な安定した予後が期待できる。
いやー、早くそんな日が来てほしいものです。
水曜日はインプラントのサージカルガイド製作を行っているBionic社に行ってきました。
Bionic社の熊澤社長は学生時代からお付き合いをしていただいている間柄で、先日恩師のパーティーで何年かぶりにお会いし、見学にお誘いいただきました。
Bionic社はCT画像を正確に3D化して、画面上でインプラント手術の綿密なシュミレーションを行い、その計画通りにオペを進めるためのサージカルガイドを作成してくれる会社です。
当院でもインプラントを行うすべての患者様にCT撮影をさせて頂いてますが、当然のことながらそのCT画像上でオペのシュミレーションをする訳ですが、そのシュミレーションを正確にオペに反映するのは非常に困難な作業です。
この作業を高精度で行ってくれるのがBionic社のサージカルガイドという訳です。
これにより、難しい症例も正確に安全に行えるようになり、インプラント治療の幅も広がりそうです。
社長、すばらしいです、すばらしすぎます!
こんにちは。やまもと歯科クリニックの院長の山本恒一です。
ついつい、ブログをさぼってしまっている間に、すっかり寒くなってきました。
先週の日曜日は咬合(噛み合わせ)の講習会に行ってきました。
講師は日本を代表する補綴家の藤本順平先生です。
最近歯科の世界では「Longevity」という言葉をよく耳にします。「永続性」という意味ですが、要は治療をして良い状態にして、それをいかに維持していくかということです。
元来、お口の中は時とともに変化していくものですが、噛み合わせの力はこの変化に大きく関係しています。
つまり、良い噛み合わせなくして「Longevity」は成し得ません。
80歳で20本の歯を残しましょうという、8020運動というものがあります。実際に8020達成者の歯を調べると、皆とても噛み合わせが良いことがわかっています。
また、噛み合わせはすべての治療分野と関係があります。歯周病の治療でも、入れ歯でも、インプラントでも矯正でも何でも、結局は噛み合わせがしっかりできてないと、すべてが壊れていってしまいます。
ある高名な先生のお言葉・・・
「Occlusion is Dentistry, Dentistry is Occlusion.(咬合とは歯科医学であり、歯科医学とはすなわち咬合である)」
まさにその通りです。
日頃の臨床でも「Longevity」実現のため、噛み合わせには細心の注意を払っています。
そのため、仮歯で長期間様子を見させてもらったり、一本ずつ仮歯にしていったりと、手間も時間もかかってしまいます。
しかし、ここで手を抜いてしまうと治療直後は良くても「Longevity」は得られないことになってしまいます。
10年後20年後に1本でも多くの歯が残せるよう、患者様にとって最良の治療を行っていきたいと思います。
Occlusion is Dentistry. うーん、いい言葉です。
こんにちは。やまもと歯科クリニックの院長の山本恒一です。
今日はポートピアデンタルショーに行ってきました。
デンタルショーとは歯科業界のいわゆる展示会で、最新の歯科材料や機器が各ブースに所狭しと並べられ、展示あり、実演あり、テーブルクリニックやセミナーあり、家族連れも多いので、子供向けにジャグリングショーがあったり、かなりの広さの会場でしたが、それを埋め尽くさんばかりの人、人、人で大盛況でした。
一緒に行った先生2人と衛生士さんは着いてすぐセミナーの方に行くとのことだったので、一人展示会の方を隅から隅までじっくりチェックしてきました。
今日の一つの収穫は、以前からすごく興味のあったマイクロスコープを実際に覗けたことでした。
マイクロスコープとは耳鼻科や眼科、脳神経血管外科などで使われる手術用顕微鏡を歯科用に改良したもので、 普段使用している拡大鏡とは比較にならないほどの高倍率で歯を観察しながら治療することができます。
実際にマイクロスコープで覗いてみると、今まで全く見えていなかった細部が恐ろしい程よく見えます。
完全に今までの治療のレベルとは異次元の世界です。あまりに良く見えすぎて、ちょっと興奮してしまいました。今後、超精密な治療をしていくにはこれは欠かせないなーという感じでした。
実際の導入にあたってはたくさんトレーニングを積まなければなりませんし、設備投資も莫大なので少し時間はかかるでしょうが、いつかはこれを導入し、皆様の治療に役立てたいと強く心に誓いました。
その他にもちょこちょこと気になる製品もありましたが、全体にはどれもこれも製品の質以上にイメージの良さばかりが強調されすぎていて、うーん、これが現在の歯科の実体そのものなんだろうか・・・。と考え込んでしまいました。
ただ、くたくたになるほど会場内をぐるぐると回っている間、何か患者さんの役に立てるものはないか、喜んでいただけるものはないか、とまるで市場に仕入れにきた料理人のように考え続けていましたが、では患者さんはやまもと歯科クリニックに何を望んでいるのか?という問題にいつも突き当たります。
我々は何を望まれていて、そして何ができるのか?というのは自分の中で永遠の疑問であり、テーマです。
こんなことを考えながら、一人うろうろし続けた一日、次回はスタッフも一緒に来てみんなでモヤモヤしたいなーと思う今日この頃でした。